上越市 中学8校の部活動に外部指導員10人を配置
中学校の部活動について、生徒の技術向上と教員の負担を減らそうと、上越市は新年度から、8校に10人の外部指導員を配置することになりました。
上越市議会 ユーチューブより
これは3月定例会の上越市議会文教経済常任委員会で明らかになりました。それによりますと、外部指導員は中学校8校に10人が配置されます。いずれも、教員が経験したことの無い部活動で顧問を担当するなど、指導に課題のあるケースです。
内訳
・雄志中 バレー部
・直江津中 バスケ部
・直江津東中 男子バスケ部
・春日中 サッカー部
・安塚中 アルペンスキー部と吹奏楽部
・柿崎中 女子卓球部と女子バレー部
・頸城中 女子ソフトテニス部
・板倉中 バレー部
指導にあたるのは、専門の資格を持った人や指導経験が一定程度あり、学校長の推薦があった人などです。指導員は、休日などに行なわれる部活動を担当し、大会の引率や監督も兼ねるということです。
こうした取り組みは令和元年度から始まり、今年度は7校に7人を配置しました。新年度はさらに要望が増え11校から28人の希望が寄せられましたが、すべてに対応はできませんでした。
上越市
「常時、部活動指導員として活動できるわけではなく、限られた土日のみでの指導。担い手を探すのが非常に難しい状況がある」
指導者の人件費などは、事業費およそ240万円が新年度予算案に計上されています。市では今後も、部活動で課題などがある学校から要望を募っていく方針です。
記事参照元:上越妙高タウン情報