東北電力上越火力発電所 1号機の試運転開始 熱効率63%以上 世界最高水準 環境負荷低く

東北電力は3月31日、上越市八千浦に建設している上越火力発電所1号機の試運転を開始したと発表した。5月中には最大出力の57万2000キロワットに到達する見通し。一般家庭80万世帯分の年間使用電力量に相当する。

試運転を開始した東北電力上越火力発電所1号機(3月、東北電力提供)

 使用する燃料は液化天然ガス(LNG)で、発電方式はガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた「ガスコンバインドサイクル発電方式」。導入した最新鋭ガスタービンは世界最高水準の熱効率63%以上で、従来型の発電所に比べLNGの消費量も少なく、環境への負荷も低いとされる。

 営業運転開始は12月の予定。工事進捗(しんちょく)率は3月20日時点で95・1%。

記事参照元:タイムスLite

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