上越市富岡のパチンコ店跡地に「ヤマダデンキ」大型新店舗 ネットと融合した最新型
新潟県上越市富岡のパチンコ店「D-ZONE上越店」跡地に、家電量販店最大手のヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)の新店舗「(仮)web.com(ウェブコム)上越店」が出店する。インターネットとリアル店舗を融合させた最新型店舗で、近く着工するとみられ、今秋にも完成予定だ。
同社のweb.com店舗は中規模商圏をカバーする店舗で、家電だけでなく日用品や玩具、ゲームなどの品揃えが、同社の同規模の売り場面積がある店舗と比べ約2倍。家具やインテリア、リフォーム、医薬品などを扱う店舗もある。全国に31店があり、県内では長岡市に1店舗がある。
店頭の商品には、頻繁に変動するネット通販の価格をリアルタイムに表示する「電子棚札」が付いているほか、知識の豊富な専門スタッフが接客から配送、設置、アフターサービスまで対応する。ネットで注文して店舗で受け取る「ネットde受取り」のサービスなどを実施している。
建築計画に伴い公表されている内容によると、(仮)web.com上越店の敷地面積は約1万7000平方m、店舗と倉庫の2棟があり、2階建ての店舗棟の延べ床面積は約7500平方m。駐車台数は335台。6月1日に着工予定で完成は11月30日の予定。
今回の建設地から約400mの場所には、2003年にオープンしたヤマダデンキ「テックランド上越店」(同市富岡)がある。
ヤマダホールディングス広報課は上越タウンジャーナルの取材に対し、「現時点で出店については答えられない」と話した。
記事参照元:上越タウンジャーナル