“酒粕”使った新たな鍋をお披露目! 上越市の新名物を目指し開発「全国にアピールしたい」

新潟県上越市で22日、飲食店関係者にお披露目されたのは、地元の酒粕を使ったトマトベースと味噌ベースの2種類の鍋。
発酵食品の製造が盛んな上越市ならではの新名物を作り観光の振興を図ろうと、上越市の企業などでつくる実行委員会が開発しました。

しかし、県内ではほかにも長岡市の摂田屋地区などが“発酵のまち”としてPRしていることから差別化が必要と考えた実行委員会。

そこで…
【上越発酵鍋開発普及実行委員会 神田 和明 委員長】

「発酵学の父である坂口謹一郎先生。これは長岡も新潟も持っていない」
上越市出身で発酵学の世界的な権威といわれる坂口謹一郎博士にちなみ、新たな鍋を“さかきん鍋”と命名。市内の飲食店の協力を得て売り出す計画です。
【記者リポート】
「酒粕のまろやかな風味が鼻から広がります。上越産のかんずりが味を引き締めていておいしいです」
【飲食店の女性】
「『上越には何があるんだろう』と聞かれたときにけっこう困るので、酒粕・発酵食品で(名物が)あるのであれば、とても素敵なことだと思う」
【上越発酵鍋開発普及実行委員会 神田 和明 委員長】
「すべてを鍋に集結させてブランディングして、全国にアピールできれば」 実行委員会は、さかきん発酵鍋を提供する飲食店を募集。9月30日に市民向け完成披露会を開き、その後、各店舗での提供を始めたい考えです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

1 + 16 =