憧れの存在 瞳きらきら 高志小3年小林怜想君、絵きっかけで招待 上越海上保安署

上越海上保安署は3日、上越市立高志小3年の小林怜想君と両親、きょうだいの6人を巡視艇「たつぎり」に招待した。

操舵席に座る小林君。職員から計器や表示について説明を受けた

 きっかけは1年前。ネクスコ東日本上越管理事務所が主催した絵画展で、小林君が海保の救助隊になりたい夢を作品にし、優秀賞を受賞。作品が今年の絵画展の作品募集を呼び掛けるチラシに使用され、同署職員の目に留まったことから「夢を何らかの形で応援したい」と、小林君一家を招待することになった。
小林君一家は同署職員の案内で「たつぎり」を見学。操舵席に座り舵を動かしたり、職員に号令を掛けるなどして船長気分を味わった。青木弘市署長にも面会。小林君は「ヘリコプターはどんな時使うの」「休みの日は何をしているの」といった10の質問をした。
青木署長は「小学生に憧れてもらえる存在であることは、ありがたい。何としても応援したいと声を掛けた」、父親の徹さん(40)は「幼い頃から人の命を守るんだと言っている子。可能性は大きい。実現してほしい」と話した。
小林君は「操舵席で運転したことが一番楽しかった。海保に入りたくなった」と話していた。

記事参照元:タイムスLite

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