上越市で初の「eスポーツ」体験会 妙高市のクラブが普及目指し開催

オンラインで対戦型ゲームの腕を競い合う「eスポーツ」の体験会が2022年8月28日、新潟県上越市とよばの上越モール内、ひとのわカフェで開かれた。妙高市関山を拠点に普及に取り組む「妙高eスポーツクラブ」(植木直樹代表)が主催し、年齢や体力に関係なく楽しめる新たなスポーツを子供たちが体験した。

eスポーツを体験する子供たち

eスポーツは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームやビデオゲームでの対戦を競技として行うもの。世界大会の開催や、プロによる動画配信サイトでの実況などで人気を集め、国内でも自治体として普及に取り組む地域があるなど盛り上がりを見せている。

同クラブの植木代表(47)は妙高市職員で、同市関山の妙高支所に勤務していた2019年から、少子化による学級や部活動の減少など、地域住民から寄せられる心配の声を受け、子供たちが集まる地域にしようと構想。高齢者が多いという地域性もあり、世代を問わず楽しめるeスポーツを盛り上げたいと、2021年2月に設立した。

eスポーツは未経験で、クラブのためにプレイし始めたという植木代表。「子供から高齢者までが離れていても一緒に遊べ、共通の話題にもなる」と魅力を語る。自宅にあったゲーム機やパソコンを活用し、Wi-Fiなど必要な機材は自費でそろえた。「関山から世界へ!」をスローガンに、えちごトキめき鉄道の関山駅で毎週土曜日に活動しているほか、競技人口を増やそうと出張での体験会も行っており、上越市での開催は初めて。

植木代表(左)からアドバイスを受けながらプレイする参加者

この日プレイしたのは、最大60人で対戦できる大規模アクションゲームの「Fall Guys(フォールガイズ)」。レースなどのミニゲームを最後の1人になるまで複数回行うバトルロイヤルで、シンプルなルールと操作が人気だ。買い物に訪れた家族連れなどが足を止め、初体験の子供たちから大人までが世界中のプレイヤーとの対戦を楽しんだ。

ひとのわカフェを会場に行われた

大会出場経験もあるという市立妙高中学校1年の男子生徒(13)は「勝てると達成感があり気持ち良い。友達とチームで協力し合うゲームもあるので、盛り上がる」と楽しさを話していた。

植木代表は「eスポーツという言葉自体まだ浸透していないので、こういったスポーツがあるということをまず知ってもらえれば。大会などのイベントも開催して盛り上げていき、最終的には市外、県外から子供連れが移住してくる地域にしたい」と意気込んでいる。

同クラブでは大会出場を目指す小中学生、高校生を対象にしたジュニアチームやシニアチームの会員を募集。体験会は関山駅2階の駅舎サロンで毎週土曜の午前10時から正午まで。正午から午後3時までを大会に向けた練習会として活動する。参加は無料で、申し込み不要。スポンサーも募集している。問い合わせやスケジュールの確認はインスタグラムでできる。

記事参照元:上越タウンジャーナル

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