新春恒例の「歌会始の儀」 上越市の女性が選ばれ両陛下の前で歌を披露 一般公募で選出される
新春恒例の「歌会始の儀」が1月18日、皇居で行われました。一般公募で上越市の女性が選ばれ両陛下の前で歌を披露しました。
天皇皇后両陛下や皇族方が臨まれた「歌会始」。出席した入選者10人の歌は一般公募のおよそ1万5千首から選ばれました。入選者の1人相川澄子さんです。ヨガ講師で上越市に住んでいます。
ことしは「友」というお題でしたが相川さんが詠んだ歌は…
【相川澄子さんの歌】
「友だちはゐないんだよと言ふ君の瞳の中にわたしを探す」
両陛下とのやりとりについて相川さんは・・・
【相川澄子さん】
「私の歌についてちょっと難しい歌ではなかったかという風に心で思ったことをお伝えしましたら『(陛下が)そんなことはないですよ、とてもよくわかります』というふうににおっしゃってくださいました」
おととし亡くなった相川さんの母親は40年間歌を作っていて「歌会始」に出席するのが夢だったといいます。会見では“母の写真を服の中に忍ばせてきた”と明かしました。
【相川澄子さん】
「(陛下から)お母様もきっと喜んでいますよというお言葉をいただきました。母と一緒にこの場所にいられて本当にしあわせだなというふうに思います」
このほか県内からは東京学館新潟高校の生徒2人や新潟市秋葉区に住む会社員の男性が佳作に選ばれています。
記事参照元:Yahoo