高田城址公園観桜会4年ぶりに“花見酒”で宴会可能 飲食も制限なし

新潟県上越市の上越観光コンベンション協会などは2022年2月17日、同市の高田城址公園で開催される「第98回高田城址公園観桜会」(3月29日〜4月12日)について、公園内での飲酒を全面解禁すると発表した。飲食についても人数や時間などの条件は設けない。4年ぶりに来場者がブルーシートなどを広げて宴会で花見酒を楽しむ、かつての観桜会の風景が戻りそうだ。

コロナ禍前の2019年の観桜会

観桜会会場内での飲酒や飲食は、新型コロナウイルスの感染予防のため2020、2021年と2年連続で禁止。昨年は「4人以内」「短時間」「人と人との間隔をあける」を条件に飲食のみ可能にしたが、飲酒は椅子やテーブルなどを設置して飲食スペースを設けた茶屋の店内以外は禁止だった。同協会によると、国のイベント開催制限が緩和されていることなどから、解禁したという。会場内での食べ歩きや飲み歩きは引き続き禁止する。

このほか、出店者や従業員の居住地を上越地域3市に限定していた露店は県内居住に拡大する。ステージイベントやパレードは実施しないが、みこしの渡御などの神事を開催予定。

ぼんぼりを点灯し、初日には点灯式や花火の打ち上げも行う。写真撮影スポットとして人気の「さくらロード」のライトアップは、昨年同様に密集回避のため片側通行で実施する。

2022年の観桜会の「さくらロード」

昨年は会場から遠い臨時駐車場からのみの限定運行だったシャトルバスは、今年は関川河川敷の臨時駐車場や高田駅からも運行する。桜の開花最盛期の土日曜には交通規制を実施する。

記事参照元:上越タウンジャーナル

 

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