ミニ四駆疾走 スリルも イオン上越店で30日まで大会

 ミニ四駆大会「OGイオンカップ2023」が29、30の両日、上越市富岡のイオン上越店ショッピングセンターセントラルコートで開かれている。

1、2階の観衆が見つめる中、初日の企業対抗戦決勝レース。左から2人目の子どもが優勝した東光クリエートチームの村田君

 大島自動車販売(同市高土町1)と上越タイムス社(同市高土町2)で構成する「OGミニ四駆大会実行委員会」主催。通算4回目、同会場では昨年9月、関川東部商工会主催で開いて以来2回目。

コースは多くのコーナーや3連続のドラゴンバック(こぶ)などを盛り込んだ立体レイアウト。3周で全長227・64メートル。車速を上げるほどコースアウトの可能性が高まるため速度調整が難しい。

初日は初めての企業対抗戦。各社代表の約30台がエントリーし、午前中に試走、午後から勝ち上がり方式のレースを行った。観衆も多く、スピード感と抜きつ抜かれつのレース展開が引き付けた。

優勝は東光クリエートチームの村田親子。試走を重ねてモーターを調整し、並み居る強敵を下した。3台による決勝で先着した村田陵輔君(新井小5年)は「ただただうれしい。冷や冷やしながら見ていた。来年もあれば参加したい」と満足そう。父・正樹さん(46)は「難しいコースだったが、モーターの調整がうまくいった」と勝因を話した。

新和商会チームで準決勝まで勝ち進んだ村山諒多君(戸野目小2年)は「車体の色塗りを自分でやった。速くなっていくのが楽しい」と話していた。

30日は午前10時からジュニアの試走と本戦、午後1時からレギュラー(大人)の試走と本戦。当日参加も可能。観覧は無料。終了後、ミニ四駆製作体験会が行われる。

記事参照元:タイムスLite

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