鈴なりに実った“初夏の宝石”食べ頃 上越市の矢代農園で3日からサクランボ狩り

新潟県上越市大字寺町の木之内グループの矢代農園(木之内克也代表)で鈴なりに実った“初夏の宝石”「サクランボ」が食べ頃を迎えている。2023年6月3日からは土日曜のみ、6日間限定でサクランボ狩りもスタートする。農園によると今年は例年より生育が約1週間早く、「今がちょうど食べ頃。おいしく実ったサクランボを味わって」と話している。

食べ頃を迎えたサクランボ(6月1日午前撮影)

上越で唯一、サクランボ狩りを体験できる農園。1500平方mを超える敷地に約400本のサクランボの木が植えられ、人気品種の「佐藤錦」を筆頭に8種を育てている。サクランボが実ると毎年一般に農園を開放し、サクランボ狩りを実施。毎年市内外から家族連れらが多数訪れにぎわいを見せている。昨年は4日間で約900人が来場した。

今年は雪解けの3月から枝切りなどの作業を開始した。3年前の豪雪で園内の約3分の1の木が折れるなど被害を受けたが、復旧作業を懸命に続けた結果、今年はたくさんのサクランボが実をつけた。

園内の約8割が“サクランボ界の王様”と呼ばれる「佐藤錦」。薄皮で種が小さく、果肉の甘酸っぱさが特徴の人気品種だ。ほか、大粒で果肉が厚く、甘い味わいの「サミット」、甘さが控えめで酸味がある「ジャボレー」なども味わえる。

サクランボの王様「佐藤錦」
大粒で果肉が厚く、甘い味わいの「サミット」

木之内代表(50)は「糖度も上がり、今年もおいしく実った。雨が降っても園内でゆっくり収穫ができる。脚立に乗って収穫できるが、運動靴や動きやすい服装で来園してほしい」と話している。

酸味がある「ジャボレー」

開園日は6月3、4、10、11、17、18の6日間。サクランボがなくなり次第営業を終了する。入園料は4歳以上が1人500円。もぎ取ったサクランボは100g600円で販売する。園内は飲食禁止。会期中は園内が混雑も予想されるため、ハウス内ではマスク着用の協力を呼び掛けている。

「さくらんぼ農園」の看板

場所は国道18号、上箱井交差点近く。ビニールハウスと「さくらんぼ農園」の看板が目印。問い合わせは矢代農園025-524-2173090-3343-1934

記事参照元:上越タウンジャーナル

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