「雪月花」で冬の恵み味わおう、2月26日特別運行 えちごトキめき鉄道、料理に雪下・雪室野菜使用 1月28日予約開始
新潟県のえちごトキめき鉄道は2月26日、観光列車「雪月花」を特別運行し、雪の下の畑で甘みが増した「雪下野菜」や、雪室で貯蔵した「雪室野菜」などの料理を車内で提供する。冬景色を楽しみながら雪がもたらす自然の恵みを味わう趣向。28日から予約を受け付ける。
料理は、千葉県などで飲食店を展開する「パシフィックプロジェクト」の萩原勇作代表取締役CEOと、新潟県上越市で飲食店を営み、郷土料理を次世代に伝える「レシピ遺産」を刊行している信田紘基さんが担当し、地元野菜をふんだんに使う。今回は、通常の運行でも提供している三段重の料理のほか、先付けに当たるアミューズも特別に提供する。
アミューズは雪をイメージしたもち米と、枯れ葉を思わせる茶葉を容器下に敷き詰めた。豚のレバーペーストとジャガイモを混ぜて、もなかで包んだ料理などが味わえる。
運行に先駆け26日には「海鮮レストラン あるるんの海」(上越市大道福田)で試食会があった。信田さんは「地元食材の良さを生かして商品を作った。上越の良さを伝えることができればうれしい」とアピールした。
上越妙高駅を午後0時23分に出発し、糸魚川駅には午後3時33分に到着する。1人2万6800円。予約はトキ鉄のホームページで受け付け、定員は25人。
記事参照元:新潟日報デジタルプラス