上竹美聖さん(藤尾流舞踊会高田北城高1) 2年連続全国へ 剣詩舞コンクール・詩舞少年の部


2年連続で全国剣詩舞コンクール出場を決めた上竹さん。左は一般一部準優勝の山田さん

藤尾流舞踊会(藤尾志寿輝代表)の上竹美聖さん(高田北城高1年)は16日に仙台市で開かれた全国剣詩舞コンクール・詩舞少年の部で優勝し、9月24日に大阪で開かれる全国大会に2年連続出場を決めた。

上竹さんは大会で課題曲の中から「九段の桜」を選んで舞った。「抑揚をつけ、(戦時中の)当時の人の力強さと、桜の柔らかくしなやかな感じの差を表現した」という演技で優勝。詩舞と剣舞の優勝者で得点の高い方が出場できるという全国大会の出場権を得た。

全国初出場の昨年は入賞を逃し、入選。全国の壁の厚さを感じ、そこに割って入りたいという思いを強くしたという。2度目の舞台に「抑揚や、振りを大きく見せるように練習して、入賞を目指したい」と意気込む。

師の藤尾代表(48)は「昨年は『新潟にこんな子がいるんだね』と出演者から評価を得た。全国はレベルが段違い。自分からいろいろなものに挑戦しながら伸びていってほしい」と話す。

同会の山田泰生さん(36)は初出場の東北大会・一般一部剣舞で準優勝。「実力不足を感じたが、自分の力量を知ることができた。また挑戦したい」

同会は8月6日午後1時から同3時30分ごろまで、上越市春日山町3の春日謙信交流館で剣詩舞のワークショップを行う。刀や扇子に触れ、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌に合わせて舞踊の動きを体験する。参加費500円。動きやすい格好で、持っていれば白足袋、扇子、帯、木刀などを持参する。申し込み、問い合わせは同会の電子メール(hujioryu@gmail.com)またはツイッター、フェイスブックの公式ページへ。

記事参照元:上越タイムス電子版

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