双子姉妹ペアで挑戦 ビーチバレー 関根学園 長谷川組 11日からマドンナカップ
ビーチバレーボールの二つの全国大会に関根学園の双子の姉妹ペアが挑む。同校女子バレーボール部の長谷川姫奈・長谷川真里奈(共に3年、安塚中出)で、7月の県予選で優勝し、マドンナカップジャパン女子ジュニア(高校)選手権大会(11~13日、愛媛県伊予市)、特別国体(9月16~19日、鹿児島県大崎町)に挑む。
県高校総体後の6月から部としてビーチバレーにも取り組んだ。7月8日の両大会県予選で長谷川ペアは予選リーグ、決勝トーナメントを勝ち抜き、決勝は同校対決となり、28―18で制した。双子の姉妹で、七つ上、五つ上の姉2人もマドンナカップを経験していて、姉妹4人が全国出場という快挙。同校からは同カップ5度目の出場。
インドアのバレーでは姉の真里奈がレシーブを拾うリベロ、妹の姫奈がセッター。身長は150センチそこそこと小柄だが、顧問の織部徹監督(56)によると、レシーブ力が売りで、粘り強く拾って、ライン際に正確なショットを落とす。双子ならではの呼吸の良さもある。
7月以降は週5日ほど、部活動の後、直江津海岸ビーチバレーコートに通って練習している。北信越の代表ペアが集まる7月30日の富山県ビーチバレーボール連盟会長杯で優勝するなど経験を積み、ペアとしての強さを増している。
真里奈は「レシーブ力があるから、それを生かして最後まで戦う。ピンチの時でも自分が最後に決められるように」、姫奈は「背が小さい分、体を大きく使って、諦めずに2人で協力し合って勝ち進みたい」とそれぞれ意気込み。普段から一緒にいて「言いたいことが言えて、やりやすい」と声をそろえる。
マドンナカップでは予選リーグ戦で鶴岡中央(山形)のペアと対戦する。
記事参照元:上越タイムス電子版