若竹寮「基金」へ寄付 児童養護施設退所者 経済支援に賛同 ペグの会

「基金」の趣旨に賛同。寄付金が山崎会長(前列右)から大島理事長に渡された

市民有志で地域貢献に取り組んでいる「ペグの会」(山崎軍太郎会長)は24日、恒例のチャリティーコンペを開き、同日、上越市の児童養護施設・若竹寮を運営する「社会福祉法人みんなでいきる」(大島誠理事長)に寄付した。浄財は「若竹みらい創造基金」に積み立て、活用される。

コンペは118人が参加して妙高市の妙高カントリークラブで行われた。同会名称の「ペグ」は、テントを支えるくいのペグに由来。テントを地域に例え、ペグのように社会で支援を必要としている活動を支えたいとの趣旨で命名された。

その中で若竹寮を18歳で退所した子どもたちの経済的支援につなげようと創設された「若竹みらい創造基金」の趣旨に賛同し、基金創設当時から寄付活動を行っている。同日もコンペ終了後の表彰式の中で、同会の山崎会長から大島理事長に寄付金が贈られた。

【若竹みらい創造基金】

同会が趣旨に賛同し寄付した同基金は2020年12月に創設された。児童養護施設では、一般的に原則18歳になると施設を退所しなければならない。一方で、保護者からの支援が難しい環境が多く、自立生活に向けた経済的支援が大きな課題となっていることから、退所した子どもたちの就職・就学などの経済的支援を目的に運営されている。

記事参照元:タイムスLite

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