日本男子、銅メダル 新井が3位決定戦で最多得点 アジア大会バレーボール
新井雄大(JTサンダーズ広島提供)
中国・杭州で行われている第19回アジア競技大会のバレーボール男子で日本が銅メダルを獲得した。上越市出身の新井雄大(25、JTサンダーズ広島、上越総合技術高-東海大出)が代表メンバー入りし、26日のカタールとの3位決定戦で両チームの最多得点をマークした。
若手主体のBチームで出場した日本は予選リーグを3連勝で通過、準々決勝でインドを3―0と下しベスト4に進出したが、準決勝で中国に0―3と敗退。カタールとの3位決定戦にまわり、3―1で勝利した。計7試合を戦い、6勝1敗だった。
新井は準決勝などで試合後半に途中出場。3位決定戦は試合中にけがをした主将・柳田将洋(31)に代わり、第1セットから途中出場し、最後の第4セットまでアウトサイドヒッターとして活躍し、22得点をマークした。
チームは27日に帰国。新井は本紙の取材に「3年ぶりに全日本入りし、初めての国際大会で、日の丸を背負って出て、メダルを取れたことは僕の中ではすごく大きい」と声を弾ませた。「Vリーグが始まる(JTは10月21日から)ので、今回の経験をVリーグに生かしたい。リーグで頑張り、アピールしたい」と決意を表した。
金メダルはイラン、銀メダルは中国だった。