浮体外れミニボート転覆 直江津港で釣りの長野県40代男性2人救助
上越海上保安署によると2023年11月3日午前8時30分前、新潟県上越市の直江津港内で釣りをしていたミニボートが転覆し、乗っていた2人が海に投げ出された。2人は近くを航行していたプレジャーボートによって救助された。けがはない。
ミニボートに乗っていたのは長野県の山ノ内町に住む船長の40代自営業男性と、中野市の40代男性会社員。2人は午前6時15分頃、黒井浜から出航し、直江津港内で釣りをしていた。釣り場を変えるため移動していたところ、INPEX直江津LNG基地の岸壁から300mほどの沖合で、船体に取り付けていた浮体が外れ浮力を失い、海水が船内に流入して転覆した。2人は救命胴衣につけていた笛を吹いて近くの船に助けを求め、同9時前に救助された。
同署によると、浮体は独自で後付けされたものだったという。ミニボートは2馬力船外機付き、全長2.75m、全幅1.02m、深さ0.41m。
事故当時の気象は晴れ、南の風5m、波うねり南0.5m、海水温22度だった。
記事参照元:上越タウンジャーナル