パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を導入 来年2月1日から 上越市
性的マイノリティーのカップルが互いを人生のパートナーとして協力し合うことを約束した関係「パートナーシップ」の宣誓を市が証明する。宣誓した人がその親族と共に生活する関係「ファミリーシップ」を宣誓することもできる。
同制度を活用することで、市営住宅への入居申し込み(親族として申し込み可能)、住民表の続柄の表記(パートナーを縁故者と表記)、軽自動車税の減免(障害のあるパートナーのために使用する車両が対象)、保育園の送迎(保護者と同様に送迎が可能)などの行政サービスを受けることができる。
制度導入は26日の定例記者会見で中川幹太市長が発表。県内自治体では新潟、三条、長岡各市に続いて4番目だという。中川市長は制度の意義について「性の多様性に対する市民の理解が深まり、性的指向や性自認を理由とする偏見や差別の解消につながる」と述べた。
記事参照元:上越タイムス電子版