16歳のプロキックボクサー 町屋杏さん プロ2年目に向けて決意新たに!
キックボクサーで上越市の高校生1年生 町屋杏さんが、今年7月でプロ2年目を迎えます。1年目は年上の選手を相手に7戦3勝4敗の成績でした。町屋さんは2年目は「勝ち越したい」と意気込んでいます。
町屋杏さん(16)は関根学園高校の1年生です。プロレス観戦などから影響を受け、小学4年生のときにキックボクシングを始めました。中学2年生からは、現在所属している上越市中央のジム「武士道」の高野匠さんから指導を受けています。
アマチュア選手として活躍したあと、去年7月にプロになり、間もなく1年目のシーズンを終えます。成績は7戦3勝4敗です。
得意技は右足のミドルキックです。中学3年生だった1年目のシーズン、対戦相手はすべて年上。町屋さんは身長155センチと小柄で、相手は自分の体格を上回る選手ばかりでした。それでも町屋さんは相手に臆することなくリングに上がってきました。「負けず嫌いな性格が試合でも出ていたと」ふり返ります。
指導する高野さんは、町屋さんの強みは「気持ちの強さ」だと言います。
高野さん
「技術よりも気持ちでもっていける選手。最終的には気持ちの勝負になる。(技術で)追いつけない部分を気持ちがカバーしている。きつい減量でも(負けずに)きちんとやる」
町屋さん
「1回の原料で1か月半で6~7キロ落とす。周りがお弁当を食べている中、サラダチキンやサラダだけ。減量が一番きつい。(減量が終われば)すぐ試合。自分との戦いになる」
1年目を締めくくる試合は先月に行われましたが判定負けでした。次の試合は7月です。
現在、毎日3時間ほど練習に汗を流しています。小柄でも強いパンチが出せるよう、ミットを使っての打ち込みや、男性を相手にスパーリングに力を入れています。
町屋さん
「7月の試合は勝たないといけない。応援を力に頑張りたい」
次の試合は7月7日東京都品川のインターシティーホールで行われます。町屋さんはインスタグラムでも自身の活動を発信しています。
記事参照元:上越妙高タウン情報