「佐渡島の金山」世界遺産登録で“西の玄関口”上越市が観光キャンペーン 市内での宿泊割引やクーポン

新潟県佐渡市の「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産の登録されたことを受けて、佐渡汽船の小木―直江津航路がある上越市は、宿泊割引などの観光キャンペーンを2024年9月1日から実施する。

佐渡島と航路で結ばれている上越市は、関西方面から佐渡への“西の玄関口”とも言われている。観光キャンペーンは世界遺産登録を契機に同市への観光誘客や小木―直江津航路の利用促進を図るのが目的。

上越妙高駅自由通路に掲示された世界遺産登録を祝うフラッグ

キャンペーンの対象は、小木―直江津航路を利用し、前泊か後泊でキャンペーンに参加している上越市内の22の宿泊施設に1泊7000円以上で宿泊する人。1人3000円の宿泊割引が受けられ、土産店や飲食店、市立水族博物館「うみがたり」など(8月17日現在69施設)で利用できる地域クーポン券が1人2000円分配布される。

宿泊割引はインターネットの宿泊予約サイトで予約した場合も対象で、ビジネス利用も可能。クーポン券は前泊と後泊で2泊した場合はそれぞれ配布される。

利用期間は9月1日から11月17日宿泊分までで、宿泊予約は8月26日からそれぞれの宿泊施設で受け付ける。佐渡汽船はすでに乗船予約が可能。宿泊割引と地域クーポン券配布の人数はそれぞれ400人で、なくなり次第終了する。キャンペーンの詳細や利用方法は「上越観光ナビ」に掲載されている。

joetsukankonavi.jp

記事参照元:上越タウンジャーナル