無 THE SIMPLE~新潟炙り醤油~ 麺―1GPで3位入賞 2日間で1500杯売り上げ 大潟区渋柿浜・GOGO宝来軒

トロフィーを手にするGOGO宝来軒の土肥代表(中央)。クリタ食品の社員や同店のスタッフと(提供写真)

大潟区渋柿浜のGOGO宝来軒(土肥正春代表)は群馬県館林市で9月21、22日に開かれた麺類ナンバーワンを決める「第10回麺―1グランプリ」で3位入賞に輝いた。

同店は2019年の第8回大会で3位に入賞。今大会は過去の入賞者のみが出場できるグランドチャンピオン決定戦で、群馬県や埼玉県などを中心に全国から22店舗が出店した。ラーメンに限らず、焼きそばやうどんなど各店が趣向を凝らしたさまざまな麺類を提供。来場者の投票によりグランプリが選ばれた。

大会で提供された「無 THE SIMPLE~新潟炙(あぶ)り醤油(しょうゆ)~」は土肥さん(47)が考案した醤油ベースの「かえし」を油で焦がし、魚粉を加えたスープと、同店の麺を長年手がける館林市の製麺会社、クリタ食品が大会のために作り上げた特製麺を使用した至高の一杯。

大会で提供された「無 THE SIMPLE~新潟炙り醤油~」(同)

物価高により庶民の食べ物だったラーメンが高騰していることを受け、400円で販売。同店スタッフとクリタ食品の社員10人ほどが運営に携わり、2日間で1500杯を売り上げた。

土肥さんは「(メニューの考案から大会まで)スタッフやクリタ食品のメンバーと共に楽しみながらやり切ることができた。10歳若ければ優勝できたかな」と笑った

記事参照元:上越タイムス電子版