いずみ幼稚園の鉄筋園舎が11月で解体 園舎にありがとうペイント

来年4月から認定こども園に変わる上越市南本町3丁目のいずみ幼稚園の鉄筋造りの園舎が来月半ばに解体されることになり、このほど園児や保護者、卒園者が園舎への長年の感謝の思いを描くありがとうペイントを行いました。

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いずみ幼稚園は来年4月に幼保連携型認定こども園、「いずみiこども園」に移行します。これにあわせ新園舎が城西中学校前に建設中で、48年の歴史がある3階建て鉄筋造りの園舎が老朽化などを理由に、11月中旬から解体されることになりました。

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ありがとうペイントは長年お世話になった園舎に感謝の気持ちを残そうと秋の作品展にあわせて5~7日までの3日間開かれました。園児や保護者これまでに卒園した人などが訪れ、思い思いにイラストやメッセージを園舎の壁に描きました。

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保護者「2歳のりす組からお世話になっている。感慨深いけど新しい園舎にも1年通えるので楽しみにしています」
卒園した小学校2年生「幼稚園の頃はよくアンパンマンを見てたのでアンパンマンを描いている。親子遠足やお泊り保育など、いずみ幼稚園は沢山思い出を作ってくれた。(この園舎は)もうちょっとあってほしかった」

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卒園した小学校3年生「こども園に変わるのはうれしいけど(卒園した人は)みんな悲しいのでは」
保護者「子ども3人いてこの双子が赤ちゃんの頃、上の子が未満児で入園させてもらった。転勤で上越に来たが右も左も分からない時、幼稚園に教えてもらって子育ても助けられた。メッセージを見ているだけで切なくなってくる」

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勤務する宮本杏実教諭「ここに来ている子ども達くらいの時から先生になりたいと思ってて、それが叶った最初の就職場所。ありがとうと気持ちをこめて書いた。壊すまでの残りの期間、色んな思い出を作っていけたら」

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井上照裕園長「親しんだ園舎 寂しい思いもあるが、同時に新しい園舎やこども園の再スタート。期待している部分 楽しみな部分もある。4千数百名の卒園生もいて、こども園にはなるが、歴史はずっと続いていく。これまで培ったもの 伝えれてきたものはそのまま引き継いでいきたい」

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いずみ幼稚園では卒園した人を対象に、ありがとうペイントを建物解体前の来月10日頃まで受け入れています。時間は園児が帰る午後2時半から5時までです。詳しくはいずみ幼稚園にお問い合わせください。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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