逆転勝利で全国出場 新井・大潟・三郷の選抜、6年生力合わせ 上越ベースボールクラブ
第15回新潟県6年生選抜交流野球大会がこのほど五泉市内などで行われ、上越ベースボールクラブ(上越市、妙高市)が代表決定戦を制し、1月の全国大会に出場を決めた。
上越ベースボールクラブは新井ジュニア、大潟フェニックス、三郷タイフーンの選抜。今年の上越、さらには県内学童野球を引っ張った3チームでもある。
1~3回戦をコールドで勝ち進み、準々決勝で巻ジュニア(新潟市)に敗れたが、全国大会出場を懸けた代表決定戦で柏崎スターズ(柏崎市、刈羽村、出雲崎町)に6―5と逆転勝利し、上位6枠の出場権を得た。
一回裏に1番林成悟選手(三郷タイフーン、大手町小6年)の右中間二塁打を皮切りに3点を入れ逆転し、3―4で迎えた五回裏には3番佐藤大誓選手(新井ジュニア、新井小6年)の左前適時打で同点、なおも4番吉越要選手(新井ジュニア、新井北小6年)が勝ち越しの左中間柵越え2点本塁打を放ち、再逆転に成功した。最終回に1点差に迫られたが、しっかりと守り切り、逃げ切った。初戦で小山悠斗選手(大潟フェニックス、大潟町小6年)も柵越え本塁打を放った。
上越ベースボールクラブの手塚満宏監督(55、新井ジュニア)は「最初は少し緊張気味だったが、勝ち進むごとにチームワークが良くなり、選手は野球を楽しむことができた。全国にはすごい選手がたくさんいるので勝負を楽しんでほしい」と話した。山﨑湊斗主将(新井ジュニア、新井小6年)は「強豪チームばかりで不安な面もあったけど、仲間と協力して全国大会出場を決めることができてうれしかった。全国大会ではみんなで声を掛け合い全力でプレーしたい」と抱負を表した。
上越からの全国大会出場は昨年度の直江津イーストに続く。第6回CBS少年軟式野球6年生選抜全国大会は1月7~9日、千葉県南房総市で行われる。
県6年生大会には県内51チーム、うち上越勢は5チームが出場した。糸魚川ジュニアベースボールクラブ(糸魚川市)も3回戦に勝ち進んだ。
上越勢の結果は次の通り。
▽1回戦
上越ベースボールクラブ(上越市、妙高市)11―0YTKS・BC(新潟市)※3回コールド 鳥屋野ジュニア(新潟市中央区)4―2KBC(上越市)
▽2回戦
糸魚川ジュニアベースボールクラブ(糸魚川市)7―1TKBC(新潟市中央区) 燕MKBスワローズ(燕市)6―0直江津イースト(上越市) STGTKT・Kベースボールクラブ(新発田市、胎内市)6―4直江津イーストTRIBE(上越市) 上越ベースボールクラブ11―0三条サンライズ(三条市)※3回コールド
▽3回戦
JUMPS2022(田上町、新潟市)8―2糸魚川ジュニアベースボールクラブ 上越ベースボールクラブ7―0鳥屋野ジュニア(新潟市中央区)※5回コールド
▽準々決勝
上越ベースボールクラブ
10000 1
60011× 8
巻ジュニア(新潟市)
(五回コールド)
(上)林、山﨑、小山悠、水瀨、吉越―田邉
(巻)河治―遠藤
▽二塁打 田巻、遠藤、河治(巻)吉越(上)
▽代表決定戦
柏崎スターズ(柏崎市、刈羽村、出雲崎町)
200111 5
30003× 6
上越ベースボールクラブ
(柏)栁、土田―磯部
(上)林、鈴木―田邉
▽本塁打 土田2、磯部(柏)吉越(上)▽二塁打 小原、蒼原、春日(柏)林、吉越(上)
記事参照元:タイムスLite