株式会社NTT DXパートナーと連携するPBL実習で、フィールドワークを実施! 2年生の学生たちがデジタル技術を活用し新潟県上越市の課題解決に取り組みます
産業界や社会と連携したカリキュラムの中、今年度も、企業・団体と連携し2年生の学生たちがテクノロジーを駆使した課題解決に取り組むPRL型のプロジェクト実習「地域共創デザイン実習」がスタートしています。
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その1つ、株式会社NTT DXパートナーと連携して実習を行う学生たちは、新潟県上越市が目指す「大勢の来訪者が年間を通して楽しめるまち」を実現するという課題に、3つのチームに分かれてそれぞれのテーマに取り組んでいます。
今回学生たちは、情報工学科の藤井教授と株式会社NTT DXパートナーの社員の方と一緒に新潟県上越市にフィールドワークに行き、現地調査やヒアリングを実施しました。
実習レポート ~「春日山プロジェクト」チーム~
~3つのチームのうち、「上杉謙信公ゆかりの春日山城を本格的な観光地にして通年来訪者を増やす」テーマに取り組むチーム~
◆現地有識者の方たちとの意見交換会を実施。質疑応答・インタビューを行う
・上越商業サービス公社様(さくら百貨店上越妙高駅店にて)、発酵プラス関係者様、上越市の魅力創造課と文化行政課のご案内で春日山城跡ものがたり館及び上越市埋蔵文化財センターで開催中の「越後上越 謙信公と春日山城展」を見学しながら、情報交換。
◆春日山の現地調査
・春日山の魅力を把握のために、春日山城史跡広場で空堀と土塁等を見学し、中腹の春日山神社から山頂の本丸跡を目指し実地調査。
◆フィールドワークを行った学生たちの感想(一部紹介)
・情報工学科 AI戦略コース2年 御子柴遼
現地に行くことでインターネットでは気づけない雰囲気や景色などを感じられました。特に景色に関しては自分の思っていたよりも遥かに良かったです。現地でしか気づけない発見も色々とあり良いフィールドワークになりました。
・情報工学科 AI戦略コース2年 矢ケ部颯
インターネットで情報を調べるだけでしたが、現地の方にインタビューできたことは貴重な意見でした。特に春日山を守るために尽力している地元の方々には感銘を受けました。実際に現地に足を運び得た貴重な情報を元に、今後の活動にしっかりと活かしたいと思います。
・情報工学科 IoTシステムコース2年 田中颯
インターネットで調査した内容より、実際に現地に行ったほうが気づけることが多かったので、すごく驚きました。自分たちが1カ月近くかけて調査した内容も1日で塗り替えられてしまったのでもう少し、調査の仕方を変えようと思いました。
・情報工学科IoTシステムコース2年 谷口綾
空気感が違いました。東京と新潟では空気の質が全然違うなっていうのを行ってみてすごく感じましたし、それはインターネットで調べて想像するだけでは見つけられない良さでもあると思います。そういった現地に赴くからこその課題点や見所を今日見つけられた気がします。
・情報工学科 ロボット開発コース2年 土田慎之介
澄んだ空気や土地の状況、自然の音や匂いなど、実際に行くことで五感を通して得られる情報がとても多かったです。また、インタビューを通してその方の考えていることや現状の捉え方、経験から得られたことなど、インターネット上では決して得られない生の声を知ることができたので今後の活動に最大限生かしていければなと思います。
学生たちは、ICT(情報通信技術)やデジタルコンテンツを活用した課題解決に向けて、データの分析やVtuber作成、イベント企画、ARゲーム制作などを進めることも検討中。引き続き、株式会社NTT DXパートナーや上越市のフィードバックも受けながら、最終提案に向けてプロジェクトを進めていきます。
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記事参照元:IPUT TOKYO