新メンバーをお披露目 越後上越上杉おもてなし武将隊
新潟県上越市の観光ピーアール活動に取り組む「越後上越上杉おもてなし武将隊」は2023年1月22日、上越観光物産センターで開かれた定期公演で、新メンバーの「宇佐美定満」を初お披露目した。この日限りの初陣を披露し、集まった50人以上のファンらを沸かせた。
宇佐美定満は、柏崎にあった琵琶島城の城主、宇佐美房忠の子で、謙信の父、長尾為景に敗戦したのち、長尾家に忠義を尽くした武将。謙信にさまざまな兵法を授け、名軍師として活躍したとされている。
公演では、出陣を前に軍議中の謙信役や上杉景勝役のもとに、「私をお忘れでございますか」と威厳ある表情で甲冑姿の宇佐美役が現れ、新メンバーが明らかに。観客は一斉に写真を撮るなど沸き立った。演武や観光PRソング「義の心宿る街 上越」などが披露され、宇佐美役も華麗な剣さばきやメンバーと息の合ったパフォーマンスを見せた。
あいさつに立った宇佐美役は「初のお目見えありがとうございます。皆さまの温かい眼差しで、今後ともお見知りおきのほどよろしくお願い申し上げます」と話し、観客から大きな拍手が送られた。
栃木県から見に訪れた40、50代の夫婦は「いろんなドラマで見る宇佐美役の雰囲気が出ていて、イメージ通り」と喜び、「親方の教育係として、これから親方をいじるところなどが見られたら」と期待を膨らませていた。
上杉おもてなし武将隊は、宇佐美の加入で、謙信、景勝、まつえ、十吾郎、2020年に加入した綾姫の計6人になった。謙信役は「久しぶりに武将がよみがえった。戦力として期待している」と話していた。
記事参照元:上越タウンジャーナル