上越観光物産センターが今年度末で休館 土産店は3月に「あるるん村」へ移転

上越市藤野新田にある上越観光物産センターが今年度末で休館し、館内に入っていた土産店は、上越市大道福田にあるあるるん村へ3月に移転することが決まりました。

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上越観光物産センターは上越市が管理する建物で、いまから30年以上前に建てられました。館内には土産店をはじめ、会議室などの貸スペースがあります。オープンした当初は館内に飲食店などもあり観光の拠点としてにぎわいましたが施設の老朽化に加え民間の「上越商業サービス公社」が運営する土産店が移転することになり、今後も利用者が減ることが見込まれるため、市は今年度末で施設の休館を決めました。

市によりますと、施設を修繕する場合、非常用発電機の交換やエレベーターの更新などに1億円以上がかかり費用対効果に見合わないということです。

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一方、土産店は来月中旬ごろに閉店し、上越市大道福田にある上越あるるん村に移転して3月下旬のオープンを目指します。 土産店を運営する上越商業サービス公社によりますと、物産センターにあった飲食店の撤退やコロナ禍による団体旅行客の減少などにより赤字が続いていて売り上げはピーク時の3分の2ほどに落ち込んでいるということです。こうした状況から去年から移転を検討し準備を進めてきました。

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移転先は上越あるるん村の海鮮レストランなどが入る「あるるんの杜」で、売り場の広さは、これまでとほぼ同じのおよそ170平方メートルです。移転後は「発酵」をコンセプトに酒やみそなど上越ならではの商品をはじめ県内外の珍しい商品などニーズに合ったものを取り揃えていくとしています。上越商業サービス公社の髙橋孫左衛門社長は「これまでは、観光客や帰省客などの利用が多かったが、移転後は、地域の人にも来てもらえるような品揃えにしていきたい」と話しています。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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