eスポーツで若者の地元雇用へ 「上越5e協議会」発足

eスポーツなどを活用した新しいビジネスやサービスで若者の雇用につなげようと、上越市のIT関連会社や行政、高校などが協力して「上越5e協議会」を立ち上げました。協議会では5つの分野で事業を設け、今後eスポーツの事業所を誘致したり、福祉施設の入所者をeスポーツで元気づけるサポーターなどの育成を目指します。

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「上越5e協議会」は上越市のIT関連会社や高校・大学、行政など22団体が今月1日に立ち上げました。狙いはIT技術を活用した新しいビジネスやサービスを創り出し、若者の地元雇用につなげることです。

具体的には5つのeをコンセプトに「事業」「eスポーツ」「学習」「観光」「健康」の分野を設け、令和6年から具体的な事業を進める計画です。拠点は上越妙高駅西口のエンジョイプラザ内にあるローカル5G施設「JM-DAWN」に置きます。

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上越5e協議会 渡邉隆 会長
「この場所で5eを立ち上げることで上越市の今後を支える。トップリーダーとして5e協議会が(上越を)リードしていく」

24日(火)は協議会のオープニングイベントが開かれ、関係者およそ60人が出席しました。

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協議会ではeスポーツのプレイヤーや指導者を育てることが地元雇用につながると考えています。会場では関根学園高校パソコン部eスポーツ科の12人がeスポーツのデモンストレーションを行いました。協議会では生徒が月に1回程度、プロゲーマーなどの指導を受けて、高校eスポーツの全国大会に参加できるようサポートします。

関根学園高校の生徒
「上越市、新潟県、そして世界に羽ばたけるようになるために入部した。(まずは)楽しみながら大会の優勝を目指したい」

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このほか、協議会では介護施設や障がい者施設の利用者がeスポーツを楽しんで元気になれるよう、専門のサポーターの育成を目指します。

上越5e協議会 渡邉隆 会長
「eスポーツで(世代の)垣根を乗り越えられる。若い人が道具を持つと世界を変える。どれだけ世の中を変えることができるか期待したい」

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「JM-DAWN」では今年5月をめどに施設を一般開放し、月に数回程度eスポーツ体験会を開く予定です。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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