人手不足の牧区棚広 中山間地域支え隊が助っ人

上越市牧区の棚広地区で16日(日)、田植えの準備が行われました。

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作業を行ったのは、牧区棚広地区の農事組合法人棚広生産組合と少子高齢化などで人出不足に悩む中山間地域の活動を支援する、中山間地域支え隊に登録している上越市の労働組合の組合員や、板倉区に住む市民など8人です。

Still0417_000118人は法人の組合員などと一緒に、発芽したイネの苗を苗代に並べる「苗出し」に汗を流しました。並べた苗箱はおよそ2200枚、10ヘクタール分です。Still0417_00012

 

この地区では少子高齢化が進み、現在は35世帯80人が住んでいます。高齢化率は56%です。農作業は毎年、地区の住民で行なっていますが、人出が足りなくなり3年前から中山間地域支え隊に協力をお願いするようになりました。

 

Still0417_00008棚広生産組合の羽深一俊さん
「高齢化が進んでいるので本当にボランティアの皆さんは良い力になっている。田植えや秋の収穫はもっと大変」

Still0417_00007板倉区在住の参加者
「もともと移住で来たので、地元のお手伝いができれば…疲れるけど楽しくやってる」

 

棚広地区の田植えは来月21日から行なわれる予定で、中山間地域支え隊のメンバーは田植えから収穫までの作業を手伝うことになっています。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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