板倉区筒方地区に地域おこし協力隊が着任 ソバ栽培や特産品開発に取り組む

きれいな水とおいしい食べ物に魅せられた千葉県出身の男性が、上越市板倉区筒方地区の地域おこし協力隊に採用されました。任期は3年で、ソバの栽培や特産品の開発に取り組みます。

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上越市板倉区の地域おこし協力隊に採用されたのは、千葉県出身の前倉善和さん(48)です。これまで前倉さんは、東京都内の福祉施設で食事を作る仕事に就いていました。

元々、薬膳に興味があり、水がきれいな場所で店を出してみたいと調べる中で上越市を見つけたといいます。協力隊の募集が出ていた板倉区には、薬膳につながるソバやヨモギがあり興味をもったということです。

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前倉善和さん
「期待していた食や水は想像以上だった。蛇口をひねってもうおいしい水というのが、一番の衝撃。そしてそれ以上に、地域の人がとても良くしてくれてうれしかった」

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20日(木)は、中川市長から辞令を受け取りました。前倉さんは今後、筒方でソバの栽培からソバ打ちまで全ての工程を学びます。 また、ソバを使った特産品の開発にも取り組むということです。

地元ではソバづくりに携わる人の高齢化が進み、担い手の確保が課題となっていました。

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板倉区のソバ畑

板倉区では寺野地区に一年前、地域おこし協力隊として福井拓也さんが着任し、現在は芝桜のイベントを開くなど活躍しています。前倉さんは2人で連携しながら地域を盛り上げていきたいと意気込んでいます。

前倉善和さん
「手伝ってほしいという場所に積極的にいき、(住民から)いろいろ教えてもらい勉強したい。地域の人にとっては当たり前のことでも、都会の人などからするとここは宝の山。その魅力をYouTubeなどで発信をしていきたい」

中川市長は「早く土地に慣れて地域資源を学び、楽しみながら頑張ってください」と励ましていました。

前倉さんの任期は3年です。前倉さんの採用で、上越市の地域おこし協力隊は11人となりました。

※ご覧の記事は、2023年04月21日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

記事参照元:上越妙高タウン情報

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