インターハイ陸上やり投げ 高田高校の篠原さんが2年連続出場!
来月2日(水)から始まるインターハイ陸上競技のやり投げに、県立高田高校の3年生篠原暖日さんが出場します。篠原さんは今年、県大会と北信越大会で優勝していて、インターハイでは自己ベストを出して3位以内を目指したいと気合が入っています。
インターハイ男子やり投げに出場するのは、高田高校陸上部3年の篠原暖日さんです。篠原さんは高校に入ってからやり投げを始め、去年初めてインターハイに出場しました。しかし、本番では雰囲気にのまれて力を出し切れず、66人中18位と悔しさが残ったといいます。
篠原暖日さん
「インターハイは独特の雰囲気で、自分が思うように動けなかった。レベルが違って悔しかった」
陸上部にはやり投げに詳しい指導者がいません。そのため篠原さんは、自分で動画を撮って下越地方の教員に見てもらいアドバイスを受けたり、強化合宿に参加して力をつけてきました。
県大会の表彰式(本人提供)
3年生になった今年は、やりの持ち方や肩のトレーニングを見直した結果、5月の県大会では高校上位レベルの指標である60メートルオーバーを投げ見事優勝しました。 その後の北信越大会でも優勝し、インターハイへの出場を勝ち取りました。
篠原さんの武器は、小中学校で打ち込んでいた体操と水泳で培った肩の強さです。
篠原暖日さん
「『振り切りの強さ』が強み。サンドボール(重いボール)を壁に投げる練習などをしている。初速が速くなり、やりの滞空時間が長くなる」
顧問の中川昌弘教諭
「体操で鍛えた体幹が非常に強い。体格も大きく(身長186センチ)、チャンスはあると期待している」
ここまで好調をキープしていましたが、篠原さんにアクシデントがありました。試合で脇腹を痛め、ここ1週間ほど練習ができませんでした。幸いけがは回復に向かっていて、最後のインターハイに向けて慎重に調整しています。
篠原暖日さん
「インターハイは3番以内が目標。記録も狙い、最低でも65メートル、そして北信越高校記録の68mを目指したい」
インターハイ陸上競技は、来月2日(水)から、北海道札幌市で開かれます。
※ご覧の記事は、2023年07月27日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報