「メイド・イン上越」新たに12の製品が認証
上越市の優れた特産品や工業製品を認証する「メイド・イン上越」に新たに12の製品が選ばれ、28日(金)に事業者に認証書が交付されました。
メイド・イン上越に今年度、新しく認証されたのは工業製品が4点、特産品8点の合わせて12点です。
これはオギハラ工業がつくる「親子式傾斜地草刈り機」です。ワイヤーで繋がった草刈り用の子機を斜面に沿って上下して使います。
親機のそばで操縦レバーを操作するため、使用者は、田んぼのあぜ道など滑りやすい急斜面を上り下りすることなく安全に作業ができます。この製品は去年、グッドデザイン賞を受賞しています。
中川市長は「(棚田のあぜ道)傾斜の草刈りは課題。こういう製品を開発してもらえるとみんなで共有して使っていけるのでは」と話していました。
オギハラ工業 荻原潔 代表取締役社長
「とても誇らしい。ひとつまたブランド価値が上がったので販売に全力で取り組みたい。安全を目指して作った機械なので安全に傾斜地の作業ができるように使ってほしい」
これは「みそシフォンケーキ」です。頸城区で福祉施設などを運営する「だんらん」が作りました。上越産米の米粉と上越産のたまご、町田醤油味噌醸造場の味噌を使っています。添加物を使わず、素材の風味を生かしたシンプルな味が特徴です。
だんらん 村松卓也 取締役
「(シフォンケーキで)上越市の良いものを紹介したい。インターネット販売もしている。これからいろいろなところで販売できれば」
このほか、清里区産のコシヒカリともち米を使った冷凍焼きおにぎりや、雪室で保存した味噌と酒粕でつくる「雪室酒かすみそラーメン」などが認証されました。
中川市長
「上越市民の誇りや愛着につながってくるもの。特産品・工業製品づくりにこれからも努力を続けてもらえると上越市民の地域愛も深まっていくのでは」
メイド・イン上越は今回の認証を加えると工業製品で19社の36製品、特産品で35社の95製品になりました。
※ご覧の記事は、2023年07月28日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報