上越市牧区の土産そろうアンテナショップ 宴会場「割烹新柳」にオープン
新潟県上越市牧区の土産品、特産品、雑貨などを取り扱うアンテナショップ「牧っていいね」がこのほど、同区落田の宴会場「割烹新柳」内にオープンした。店内には牧区の生産者が携わる商品が並び、新柳を運営する太平堂代表の見川ゆかりさんは「牧の情報発信の場となれば。牧区の良さを広く知っていただきたい」と話している。
もともとあった売店コーナーに新たに木製の棚を設置するなどして、リニューアル。現在は同社が手掛けるクラフトカレーをはじめ、牧区の米、そば、餅、どぶろくスイーツなどのほか、畳雑貨、藍染の服やのれんなど約40商品が並ぶ。「牧の商品を一か所で扱う所はなかったが、ここには牧の良いものが集まっている。ギフトバッグ(300円)に商品を詰め合わせて土産にもできますよ」と見川さん。
店名の「牧っていいね」は地域では馴染み深い“合言葉”として知られる。過去に牧中学校の生徒が、自分たちが暮らすふるさとのキャッチフレーズとして考案した言葉で、今では中学校だけではなく、地域にも根付いている。見川さんは「店名にはこれしかない」と思い、中学校の全校集会で生徒たちに思いを伝え、名前を使うことの了承を得た。
今後は「牧で活動する方たちの情報をキャッチし、商品数を増やしていきたい。小中学校と関わり、子供たちの活動の場にもなれば」と期待を込めた。
営業時間は午前10時〜午後6時。定休日なし。問い合わせは025‐533‐5024。
記事参照元:上越タウンジャーナル