保育ICTシステム「コドモン」上越市11園に導入

保護者も保育士もらくらく安心!

保育園児の急な欠席連絡などを保護者がスマートフォンやパソコンでスムーズにできるICTシステム「コドモン」が、上越市の公立保育園11園に導入されています。市では保護者が使いやすいだけでなく、保育士にとっても負担が減るなどの効果を期待しています。

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「コドモン」は保育士などの業務をサポートするICTシステムです。今年9月から、市内の公立保育園11園で運用が始まりました。そのうち、上越市立南川保育園では3つの機能を活用しています。

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1つは、園児の欠席連絡です。保護者はあらかじめスマートフォンにダウンロードした「コドモン」の専用アプリを使って、24時間いつでも子どもの欠席連絡を保育園に伝えることができます。こうすることで、朝の時間帯に、園に電話をする必要がなくなります。

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2つ目は園児の登園、降園管理です。保護者は、自分の子どもの送迎にあわせ、園の玄関に設置されているQRコードリーダーにスマートフォンをかざします。これで、登園、降園した時間が自動で記録されます。送迎バスに乗った園児についても、園の職員がコドモンで記録します。

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3つ目は保育園からのお知らせ配信です。「コドモン」では、通常のメール配信と違い、園児の年齢ごとに情報を変えたり、既読や誰がいつ読んだかなどが分かります。

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この日は、子どもを迎えにきた保護者が、スマートフォンでコドモンを操作していました。

保護者

「欠席の連絡を携帯で出来るので楽」
「先生方も出欠を取るのが大変そうだった。QRコードでやれば確実」
「(送迎の)事件もある。連絡は家族に届くので助かる」

南川保育園 田中清美 園長
「朝の連絡は保護者も忙しい中で、つながりにくいという指摘もあった。(コドモン)前日でも連絡を入れられるので、朝に電話が鳴り響くことが少なくなった。保護者も職員も負担が少なくなったと思う」

上越市ではこのあと、市内すべての公立保育園でのシステム導入を目指す計画です。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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