上越市の中川市長が任期折り返し 「副市長4人制」を再検討か

上越市の中川市長は、11月で任期が折り返しになることを踏まえ、自身が掲げた45の公約のうち、実現できていないものとして「副市長4人制」と「政策アドバイザー」をあげました。

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これは24日に開かれた定例記者会見で明らかになりました。中川市長は、11月9日で就任から丸2年が経ち、任期の折り返しとなります。会見では、自身が掲げてきた45の公約の進み具合を問われ、次のように答えました。

中川 市長
「公約43については、動き始めている。目指すまちづくりに一歩一歩近づきつつある」

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そのうえで市長は、実現できていない2つの公約として、副市長を現在の2人から倍の4人に増やす「副市長4人制」と、行政運営について専門家から助言を受ける「政策アドバイザー」をあげました。いずれも、市長に就任した直後、2021年の12月議会などで否決された経緯があります。

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中川 市長
「政策アドバイザー(政策諮問委員)は、副市長4人制とともに提案するよう準備する。12月議会に向けて検討を続けたい。人事が絡むため、12月である程度の体制にしないと、その後の人事異動が難しくなる」

一方、9月5日に市内の公立小学校で、給食の時間に児童1人がメニューに含まれた「乳・乳製品」による食物アレルギーを起こして救急搬送された事案で、一部の報道記事が現場の対応の遅れなどを指摘したことについて、中川市長は遅れを認めたうえで、次のように話しました。

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中川 市長
「極めて遺憾。担当している医者のコメントも見た。少なくても対応が少し遅れていた。チェック体制ができていなかった。教育委員会だけではなく、市長部局に対してもチェックは何重にもしなければ」

上越市教育委員会では、10月30日の上越市議会 文教経済常任委員会で今後の対応などを報告するとしています。

※ご覧の記事は、2023年10月24日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

記事参照元:上越妙高タウン情報

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