県剣道道場連盟少年少女個人選手権 天真館道場・渡邉、秋山がV 高田修道館・小林 中学男子で頂点

天真館道場の渡邉夢希(左)と秋山咲の両選手
高田修道館の小林凌武選手

昨年12月に新潟市で行われた第7回新潟県剣道道場連盟少年少女個人選手権剣道大会で、上越の3選手が優勝した。

天真館道場からは小学3年生の部で渡邉夢希(ゆのん、国府小3年)、小学5・6年生女子の部で秋山咲(直江津南小5年)両選手がそれぞれ6試合を勝ち抜き、優勝した。

それぞれ親やきょうだい、姉妹と共に剣道に励む。幼い頃から競技に親しんできた。渡邉選手は「初めて県大会で優勝できてうれしかった。足の使い方や踏み込みを練習している。今勝てていない子にも勝ちたい」と課題を挙げ、目標を話す。

秋山選手は「強い6年生に勝てて良かった」と大会を振り返り、これまで全国舞台を経験してきて「6年生になっても全国大会出場を目指す」と今後へ意欲を見せる。

高田修道館では中学生男子の部で小林凌武(りずむ)選手(城東中3)が優勝した。7試合を勝ち抜き、「優勝できて良かった」と笑みを浮かべた。

本年度、昨年度の全国中学校大会団体戦に出場した。全国の選手と対戦し、「相手も強かったけど、相手の勢いに負けず頑張ることができた」と経験を積んだ。飛び込み面を得意とする。

卒業後は愛知の強豪校、桜丘に進学して剣道を続ける。「兄(凛音さん、現・東京農大1年)が行っていて、実績もあり、先輩の姿が格好良かった」と決断した。「インターハイの団体で入賞したい」と目標を話した。

上越勢の入賞結果は次の通り。

▽小学1年生以下の部 (3)渡邉勇夢(天真館道場)

▽小学3年生の部 (1)渡邉夢希(天真館道場)(3)内藤凜(高田修道館)

▽小学4年生の部 敢闘賞=相澤清貴(天真館道場)

▽小学5・6年生女子の部 (1)秋山咲(天真館道場)(3)福崎さくら(高田修道館)小林采鈴(同)

▽中学生男子の部 (1)小林凌武(高田修道館)

記事参照元:上越タイムス電子版