舞台「私しら」公演 高倉萌香さん(上越市出身) 初舞台で新境地 コメディーありダンスあり 3人せりふの応酬

 

歌に合わせてダンスを踊るパートも。現役アイドルと元アイドルの3人だけあって息もぴったり

上越市出身の元アイドル、高倉萌香さん(22)が出演する舞台「私たちが鎌倉に来たのは、ただしらす丼を食べるため(私しら)」が25日、東京・中野の劇場「ザ・ポケット」で初日を迎えた。初の舞台で、登場人物3人の中の1人を好演、新境地を開いた。

共演はAKB48の込山榛香さん(25)、元アイドルで俳優の上西恵さん(28)。3人のせりふの応酬で90分の舞台を演じ切る。コメディーあり、ダンスあり、シリアスなシーンとさまざまな要素が詰まっている。込山さん、上西さんは舞台の経験があるが、高倉さんは本格的な芝居が初めて。せりふを覚えることから苦労したという。

90分間、せりふの応酬で演じ切る3人芝居。それぞれが物語の進行で重要な情報を持っている(左から上西さん、高倉さん、込山さん)

男性俳優3人による「僕たちが鎌倉に来たのは、ただしらす丼を食べるため」との同時上演。脚本・演出は吉村卓也氏、プロデューサーは熊坂涼汰氏(佐渡市出身)。熊坂プロデューサーは高倉さんについて「空いた時間に男性陣の練習を見学したり、とても熱心に取り組んでいる」と話していた。

公演は28日まで。

記事参照元:上越タイムス電子版