世界最大規模ジン・コンペ 「オレンジ」に最高賞 エントリー全商品が受賞 越後薬草

世界最大規模のジン・コンペで国内最高賞を受賞した「THE HERBALIST YASO GIN ORANGE」

上越市小猿屋の越後薬草(塚田和志社長)が製造するクラフトジン4商品が、世界最大規模の酒類品評会「World Gin Awards(ワールドジンアワーズ)2024」で各賞を受賞。このうち、オレンジピールを使った「THE HERBALIST YASO GIN ORANGE(オレンジ)」は、国内最高賞の「カントリー・ウィナー」を獲得した。

ワールドジンアワーズは年に1度、イギリスで開かれる国際的な酒類コンペ「The World Drinks Awards」のジン部門として実施されている、世界最大規模のジン・コンペの一つ。世界中から数百ものジンがエントリーし、著名な専門家が審査する。12のカテゴリーに分けられ、各部門から国ごとにカントリー・ウィナー、金、銀、銅賞が選出される。

「シグネチャーボタニカル・カテゴリー」にエントリーしたオレンジは、国産2品種のオレンジピールをたっぷりと使用したクラフトジン。同じくエントリーした「YASO GIN 越後薬草蒸留所限定」「YASO GIN」「YASO GIN LEMON」はそれぞれ金、銀、銅賞を受賞した。

塚田社長は「初めての出品だったが高評価をいただき、大変うれしい。昨年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティションでの3冠に続く最高賞受賞は、今後の商品づくりの糧となる」と喜びを語った。

いずれも700ミリリットル入り6380円(税込み)。アルコール度数45%。同社オンラインショップで取り扱っている(ただし「越後薬草蒸留所限定」は3月31日まで)。「蒸留所限定」以外の3品は、まいどや(上越市春日新田1)、あらきん(妙高市関川)でも購入可能。

記事参照元:上越タイムス電子版