「善ロゼ」がダブルゴールド ロゼワイン賞と同時受賞 サクラアワード2024 岩の原葡萄園

スタンダードブランドへの高評価を喜ぶ岩の原葡萄園の遠藤社長。「善ロゼ」(右)をはじめ、ロゼワインの3銘柄が入賞した

岩の原葡萄園(上越市北方)のスタンダードブランド「善」のロゼワインがこのほど、国際ワインコンペ「サクラアワード」で、最優秀の「ダイヤモンド」に次ぐ「ダブルゴールド」を受賞した。優れた日本ワインに贈られる「ロゼワイン賞」も同時受賞した。

サクラアワードは2014年に始まったワインコンペで、審査員430人全員が女性。ダブルゴールド、ゴールドといったアワードだけでなく「すしに合う」「タイ料理に合う」など、食事との組み合わせを意識した賞も設け、国内外のワインを発掘している。今回は日本を含め27カ国から4023銘柄のワインが出品され、ダブルゴールドは総出品数の8%に当たる324銘柄だった。

「善 ロゼ」は辛口のロゼワインで、繊細な味と果実味が特徴。原料で同園の代表的ブドウ品種、マスカット・べーリーAが持つ香気成分はみそやしょうゆにも含まれるため、日本料理にもよく合うという。

岩の原葡萄園の遠藤正義社長は「受賞を機に顧客の関心が高まったと感じる。定番商品で受賞できたことは大きい。県内で大いにPRしていきたい」と話した。同園は「善ロゼ」のほか「深雪花」の赤とロゼ、「善スパークリング」の白、ロゼでゴールドを受賞した。

受賞を受け、4月1日から「善シリーズ」の購入者を対象に、抽選で全国共通すし券1万円分などが当たるキャンペーンを行う。

記事参照元:上越タイムス電子版