被災の新潟上越市・直江津港岸壁、応急復旧終えて大型貨物船の利用始まる 3月29日には佐渡・小木航路も予定通り再開

応急復旧工事が完了した直江津港の岸壁。大型船の受け入れを再開したが一部に段差や亀裂が残る

能登半島地震で被害を受けた直江津港(新潟県上越市)の大型貨物船用の岸壁が応急復旧工事を終え、3月19日に船の受け入れを再開した。港には段差や亀裂が残る場所もあるため、さらに本格的な復旧を進める方針だ。

再開した岸壁は国有施設で、中央埠頭(ふとう)にある。工業製品の原料などを運ぶ大型貨物船が利用していた。地震で路面に段差や亀裂が複数生じ、貨物船の荷役ができなくなっていた。

応急復旧工事は、国土交通省新潟港湾・空港整備事務所が2月5日〜3月1日に約4000万円をかけて実施した。コンクリート舗装を撤去し、空洞があった箇所は砂利を詰めアスファルトで舗装した。

19日は大型貨物船が工業塩を運び入れた。

今後、路面をコンクリートで舗装し、強度を高める本格的な工事などを計画している。同事務所の千葉明裕副所長は「引き続き県と連携し、一日も早い本格復旧を目指していく」と話した。

直江津港では佐渡汽船が使う港湾施設も応急復旧工事を終えた。冬季休業していた小木-直江津航路を予定通り29日に再開する。

記事参照元:新潟日報デジタルプラス