ゴマフアザラシ ナノハ出産 2頭の母に 「うみがたり」で子獣が誕生 父は国内最高齢のジロー

24日に誕生した、うみがたりのゴマフアザラシ。当面はモニター越しでの観察となる(うみがたり提供)

上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」でゴマフアザラシの子獣が誕生した。父獣は国内飼育個体で最高齢(41歳)のジロー。昨年のフタバに続き、うみがたりでは2年連続、2頭目の誕生となった。

フタバと同じく14歳のナノハが母獣。ジローとの交尾活動が見られたため、昨年9月にエコー検査をして妊娠が判明した。今年1月にバックヤードに移し、出産に備えた。

今月24日に生まれた子獣の出生時の体重は11・58キロ。フタバの11・2キロとほぼ同じで、平均的な体重。性別は未確認という。

母子ともに健康。2年連続出産のナノハは落ち着いた様子で子獣に接しているという。子獣はバックヤードで飼育しており、3階ロビーに設置したモニターで様子を見ることができる。ふれんどプールでの一般公開は、幼毛が抜け、自力で餌を食べられるようになってからとなる。

記事参照元:上越タイムス電子版