青田川沿いの桜見頃 遊歩道行き交う人楽しむ 上越市南本町3

青田川堤防の遊歩道にかぶさるように枝を伸ばし、花を咲かせている桜並木(10日午後2時10分ごろ)

上越市南本町3の青田川沿いの桜が見頃を迎え、散歩などで訪れる人の目を楽しませている。

青田川堤防の桜並木は大正14年に大正天皇銀婚式を記念して、高田保勝会(後の高田市観光協会)により400本が植えられた。近年は地元の「青田川を愛する会」により八重桜の植樹なども行われており、上越市の「地域の宝」の認定を受けている。

南三世代交流プラザ(同所)の職員によると、7日ごろから開花が始まり、8日には多くの木が満開になった。中にはまだつぼみの木もあり、比較的長く花が楽しめそうだ。堤防は遊歩道が整備されているため、ジョギングやウオーキング、犬の散歩などで多くの人が訪れ、花をめでているという。

10日に訪れた女性は「毎年来ているが、きょうは青空なのでとてもきれい。人が多過ぎないのがいい。絵を描きたいと思っている」と話していた。

記事参照元:上越タイムス電子版