「継続だんご」に「かけ中か」「マゼランペンギン」も 直江津の魅力詰まったカプセルトイが登場 4月27日から販売開始

地域の名物や特産品、観光スポット、キャラクターなどをアクリルキーホルダーにしてカプセルトイで販売する「街ガチャ」が全国各地で注目されている中、新潟県上越市の直江津地区をテーマにしたアイテムが登場する。2024年4月27日から同地区のショッピングセンターや駅、飲食店などにカプセルマシンが設置される。1回300円。

直江津をテーマにした「街ガチャ」

「街ガチャ」はfunbox(東京都)の登録商標で、「カプセルトイで街を元気に!ジモト愛をガチャに込めて、街を盛り上げるプロジェクト」として2021年にスタート。全国各地に広がり、県内では糸魚川市をはじめ小千谷市、柏崎市などでも販売し、登場後すぐに売り切れになる地域もあるなど、いずれも話題となっている。

直江津バージョンは地元直江津でデザイン全般を手掛ける「アクセルデザイン」が「直江津の魅力発信、地域活性化につなげたい」と運営。funboxとI&C PLAYING PARTNERS(上越市)の協力で企画、開発した。

うみがたりのマゼランペンギンやエルマールの懐かしいロゴ

アイテムは全部で10種類。えちごトキめき鉄道「455系・413系」、頸城自動車「観光バス」、佐渡汽船「こがね丸」、うみがたり「マゼランペンギン」、エルマール「ロゴマーク」、ホテルハイマート「二大将軍弁当」、三野屋菓子店「継続だんご」、山本味噌「雪ん子みそ」、塚田そば店「かけ中か」、餃子のひろ坊「餃子」と、どれも直江津で知られる人気商品、名産、交通機関などをバラエティー豊かにそろえた。ボールチェーン付きのアクリルキーホルダーで、それぞれ店名や企業名のロゴも付く。

直江津の人気のメニューや名産品も登場

「継続だんご」の三野屋菓子店、重原稔さんは「街ガチャという新しい取り組みで、直江津がより多くの世代に知ってもらえたらうれしい」、直江津ショッピングセンター・エルマールの管理運営会社、マルケーエスシー開発の小股郁子さんは「3年前まで使われていた懐かしいロゴ。直江津を一緒に盛り上げていければ。特に大人から人気が出そう」とそれぞれ期待した。

鉄道、バス、フェリーはマニアからも喜ばれそう

直江津で育ったアクセルデザインの笠原勇気代表(46)は「街ガチャを通し、直江津の良さを再認識して、より好きになってほしい。懐かしく、思い出深い味や場所のほか、マニア受けするものもある。直江津を訪れた人たちは『これを食べてみよう』『行ってみよう』となってくれればうれしい。ぜひコンプリートを目指して」と話した。

設置場所は上越市立水族博物館うみがたり、直江津ショッピングセンターエルマール、三野屋菓子店、鳥まん、餃子のひろ坊、土肥菓子店、えちごトキめき鉄道直江津駅、佐渡汽船直江津ターミナル、塚田そば店など。3000個限定でなくなり次第終了。

naoetsu-gacha.com

記事参照元:上越タウンジャーナル