プロ修斗、初戦に挑む 高野匠選手(上越市中央1「Bushi―Doo~武士道~」代表) 若手相手に経験と技術で

スパーリングで上下ウエア、フードをかぶって汗を出し減量する高野選手(右)

上越市中央1の格闘技ジム「Bushi―Doo~武士道~」代表の高野匠選手(34、頸城区西福島)が総合格闘技団体「修斗」のプロとなって最初の試合に挑む。プロ修斗の公式戦「越後風神祭り12」(29日、新潟ロッツ)ストロー級(52・2キロ以下)に出場する。

昨年、アマチュア修斗の全日本選手権で3位となり、上越地域では初めてというプロ認定を受けた。キックボクシングのプロ選手でもあり、総合格闘技を合わせ両方のプロ資格を有している。

今回の相手は昨年の全日本選手権準決勝で敗れた若手選手で、打ち合いが予想される。高野選手は昨年、腕ひしぎ十字固めで敗れており、「今年は寝かされない(倒されない)ように、(得意の)打撃でカウンターを狙っていきたい」と話す。パンチやキック、膝蹴りや肘打ちを繰り出す。

プロ修斗戦に挑む高野選手

新人王を争う4人のトーナメント戦になっていて、勝つと決勝(日にち未定)に進出する。試合は5分2ラウンド。スタミナも必要になる。「若い選手が相手なので、経験とテクニック、根性で勝負したい。新人王を取って、タイトルマッチに挑戦していきたい」と話す。アマ修斗戦歴は6勝(4KO)2敗。163センチ、普段は58キロ。

高野選手はジムの代表、指導者であり、飲食店経営会社の役員を務めながら、試合に参戦している。

記事参照元:上越タイムス電子版