上越初の地域外国人支援協力員 髙橋ジョイスさんに辞令交付
言葉の壁や生活文化の違いに悩む外国人を支援しようと上越市は初の地域外国人支援協力員に、上越市在住でフィリピン出身の髙橋ジョイスさんを任命し1日(水)、中川市長が辞令を交付しました。
上越市で初めての地域外国人支援協力員に任命されたのは、フィリピン出身で上越市に住んで22年の髙橋ジョイスさんです。髙橋さんは結婚のために上越市に移り住み、上越国際交流協会で10年以上ボランティアで通訳を務めてきました。日本語や英語のほかフィリピンの言語のひとつタガログ語を話すことができ、日本語に不慣れな外国人の通訳支援や、生活に関する様々な相談に応じます。
上越市に住む外国人は年々増えていて、今年3月31日現在2151人です。このうち4割にあたる約700人がフィリピンの出身です。市によりますと日本語に不慣れな外国人が多く、情報がうまく伝わらなかったり、言語や文化、生活習慣の違いによる様々な課題があるということです。
地域外国人支援協力員 髙橋ジョイスさん
「(日本語)人の話を聞いて一緒に働いている人と相談して解決するのが一番大事。(英語)特に日本文化の理解や日本での生活、日本人とのコミュニケーションを支援したい。(英語・タガログ語・日本語)頑張りましょう!」
髙橋さんの任期は来年3月末までです。月曜から木曜は上越市市民プラザの多文化共生課で支援業務を行います。金曜日は外国人が多く住んでいる頸城区に出向き、総合事務所などで支援業務を行う予定です。
記事参照元:上越妙高タウン情報