1か月の時間外労働最長177時間 妙高市のロッテホテルアライと前代表を書類送検

上越労働基準監督署は2024年6月6日、従業員に対し違法な時間外・休日労働を行わせたとして、妙高市両善寺のロッテアライリゾートを運営する「ロッテホテルアライ」と同社の前代表取締役兼総支配人の男性(53)を労働基準法違反の疑いで新潟地方検察庁に書類送検した。

妙高市のロッテアライリゾート

発表などによると同社は2023年3月1日からの1か月間、労働者2人に違法な時間外・休日労働をさせていた疑い。同署によると、労働者の違法な時間外・休日労働は1か月間で労使協定「36協定」の上限を超える最長177時間だった。

労働基準法では、労働者に法定労働時間を超える時間外労働を行わせる場合、36協定を締結して届け出る必要があり、その場合でも時間外・休日労働は月100時間未満と定められている。

記事参照元:上越タウンジャーナル