新潟県など4県で車上狙い57件、被害額250万円超え 55歳無職男を書類送検

糸魚川警察署、上越警察署、新潟県警本部機動捜査隊は2024年6月18日までに、住居不定の無職男(55)による窃盗(車上狙い)事件の捜査を終結したと発表した。男は新潟県を含む4県で駐車車両から現金などを盗み、逮捕事実を除き確認された犯行件数は57件、被害品数は543点、被害額は約251万6000円に上る。このうち現金は約172万円。

男は2月3日に糸魚川市内の一般住宅に侵入した疑いで、2月13日には同市内の一般住宅に駐車していた車から現金約1万4000円と財布など3点(時価約500円)を盗んだ疑いで、それぞれ糸魚川署に通常逮捕されていた。

その後の捜査で昨年7月頃から逮捕されるまでの間、同市と上越市のほか、富山県、石川県、福井県で、民家の駐車場などに止められていた車から現金入りのバッグや財布などを繰り返し盗んでいたことが明らかになった。

男は盗んだ金を生活費や交遊費に充てていたという。18日、新潟地方検察庁高田支部に書類送致された。

記事参照元:上越タウンジャーナル