厳しい意見92%でも「応援の声あり職責果たす」中川幹太上越市長 議員「何が何でも続ける駄々っ子」 電話やメール429件
高卒者に対する差別的な発言などが問題となっている中川幹太上越市長は2024年9月18日、市議会9月定例会で、市役所に429件の意見が寄せられていると明らかにした。内訳は、厳しい意見が394件で92%を占め、応援しているという意見は35件で8%だったが、中川市長は「引き続き職責を果たす」と辞職について改めて否定した。
丸山章議員(無所属)の一般質問に答えた。
中川市長は「厳しい意見が多いが公務などで直接応援の声をかけてくれる方々がいた。その方々の人数を記憶していないのでわからないが、引き続き職責を果たしていきたいという気持ちを後押しした」などと説明した。
丸山議員は「何が何でも来年(の任期満了)までやるんだという駄々っ子のようだ。リーダーの資質を備えないでトップになった悲劇だ」と批判し、辞職を求めた。
この日は宮越馨議員(無所属)も質問に立ち、「上越市民のため上越市の将来のためにぜひ辞任してほしい」などと迫った。
市議会は7月19日の臨時会で、中川市長に対する辞職勧告決議を賛成25、反対6の賛成多数で可決。その後9月定例会初日の9月2日には不信任決議案を賛成11人、反対21人で否決している。
記事参照元:上越タウンジャーナル