城下町の景色、自転車で巡ると発見がいっぱい☆ 新潟県上越市高田地区で「散走」ワークショップ

自転車で高田の街を「散走」するワークショップの参加者

自転車で街をのんびり“散策”する「散走」のワークショップが新潟県上越市の高田地区で開かれた。参加者は商店街を走ったり、老舗を訪ねたりして楽しんだ。

県版地域おこし協力隊員でサイクルツーリズムに取り組む竹田哲也さん(55)=糸魚川市=が8月30日に開催。散走を提案する一般社団法人「散走ネットワーク」の室谷惠美事務局長(56)=東京都=を講師に招いた。

参加したサイクリング愛好家ら8人が、室谷さんのアドバイスを踏まえて地域の見どころを提案し、ルートを決めた。県上越地域振興局を出発し、南本町3の老舗菓子店「高橋孫左衛門商店」で、店主から店の成り立ちを聞き、看板商品「翁飴(おきなあめ)」を購入。風情のある町家の前で自転車を止めて眺めるなどして高田本町商店街、高田城址(じょうし)公園を巡った。

参加した上越市の専門学校生(19)は「普段自転車で通っている道を散走すると、知らない看板や建物が目に入って新鮮だった」と満喫した様子だった。

記事参照元:新潟日報デジタルプラス