上越市にあった「いづも屋百貨店」懐かしい~! 昭和の絵看板を市歴史博物館が保存へ

上越市歴史博物館に寄贈された古い絵看板=妙高市東陽町

新潟県妙高市の電気設備工事業西脇電気商会の会長、西脇治雄さんが、自社の倉庫で見つかった古い絵看板を上越市歴史博物館に寄贈した。戦前から昭和30年代ごろにかけてのものとみられ、当時を知る資料として活用が期待される。

絵看板は、かつて上越市の本町商店街にあった「いづも屋百貨店」と、直江津駅近くにあったとされる旅館「眺松閣」の2枚。いずれも縦約1メートル、横約60センチでベニヤ板に描かれている。駅で電気工事をした時に廃棄を頼まれ、そのまま保管していたと考えられている。

西脇電気商会が寄贈先を探していたところ、上越市歴史博物館が申し出て、7月に花岡公貴(こき)館長へ贈られた。西脇さんは「後世に継承してほしい」と語った。花岡館長は「貴重なものなので、大事に保存したい」と話し、館内での展示を検討している。

記事参照元:新潟日報デジタルプラス