上越市の署名は1か月で県内最多3431筆 原発再稼働の県民投票目指し 全県は2万5756筆
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実施を目指す、市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」の上越市組織「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会・上越」は2024年12月1日、同市土橋の市民プラザで集会を開いた。県民投票条例制定を求める直接請求の上越市での署名が、活動期間の折り返しとなる1か月で県内最多の3431筆(11月29日現在)集まったと報告した。県全体では2万5756筆(同)。
県民投票で決める会は脱原発の立場で活動している。署名活動は10月28日から始まり、上越市では署名を集める458人の受任者が街頭や戸別訪問で呼び掛けている。
県民投票条例の制定を花角英世知事に直接請求するには、2か月で県内有権者の50分の1に当たる約3万6400人分(9月1日現在)の有効署名が必要。県民投票で決める会は法定署名数を大きく上回る全県で20万人、上越市で1万7000人の署名数を目標としている。署名期間は首長などの選挙があった一部の自治体を除き12月28日まで。
県民投票で決める会・上越の集会には受任者ら約40人が出席し、1か月の活動報告のほか、戸別訪問や声がけの方法などを確認し合った。請求代表者の一人で市民連合・上越の片岡豊さんは「上越では法定署名数を超え一つの段階をクリアできたが、どれだけ目標に近付け超えられるか、これから1か月が勝負」と話した。
県民投票で決める会・上越は、12月7、14日午後1時〜同3時に高田図書館前(本城町)で、12月21日午前11時〜午後2時に市民プラザ(土橋)でそれぞれ街頭署名を行うほか、商店や野党系県議の事務所など市内8か所に署名スポットを開設して常時署名を受け付けている。
【上越市内の署名スポット(12月1日現在)】 南部堂(大潟区土底浜)、ラ・ソネ菓寮(春日山町3)、相川菓子店(仲町1)、小林米店(大町3)、ソフィー(南城町1)、牧田まさき事務所(平成町)、馬場ひでゆき事務所(本町3)、土田竜吾事務所(東本町3)*対応時間などは「決める会」公式サイトで確認
【県民投票で決める会SNS】X、Instagram 、Facebook
記事参照元:上越タウンジャーナル