男子チア迫力の演技に会場興奮 早稲田大学「ショッカーズ」がワセダクラブ北信越20周年イベントに出演
男子のみのチアリーディングチーム、早稲田大学の「ショッカーズ」が2024年12月1日、新潟県上越市で開かれたNPO法人ワセダクラブ北信越支部のチアスクール発表会にゲスト出演した。高さ7mにも及ぶジャンプなどダイナミックな演技を披露し、生徒ら観客を魅了した。
ショッカーズは、世界的にも珍しい男子のみで構成されたチアチームとして2004年に結成。2010年代にはチームをモデルにした小説がアニメや映画化され、NHK紅白歌合戦にも出演するなど世間の注目を集めた。現在は55人が所属し、運動部の応援やイベント出演、自主公演、アメリカの大会にゲストとして招かれるなど精力的に活動している。
この日は早稲田大学を母体に青少年のスポーツクラブなどを運営するワセダクラブの北信越支部が、リージョンプラザ上越で開いた設立20周年記念のクリスマス発表会に出演した。
同支部のチアスクールに通う3歳から高校生までの子供たちや卒業生など約250人と保護者らが集まる中、メンバー44人で演技に臨んだ。数人で宙に投げたメンバーが空中で回転技を決めたり、手や肩の上に乗る3段のピラミッドや、全員で一糸乱れぬジャンプやポーズを披露したりと、息の合ったパフォーマンスを展開。笑顔で手拍子を促すなど観客を巻き込むステージを見せ、会場は興奮に包まれた。
上越市立中学校2年の女子生徒(14)はSNSでショッカーズをフォローし、この日を楽しみにしていたといい、「楽しそうに演技をしていてこちらも楽しくなった。動きがそろっているし、自分たちにはできない技を軽々やっていて格好よかった」と話した。
ショッカーズ代表の戸坂修人さん(21)は「チアをやっている子たちなので一つ一つの技に沸いてくれて、やっていて楽しかった。自分の殻を破って大きい声や動きをすれば、自分もお客さんも楽しめることを知ってもらえたら」と話していた。
記事参照元:上越タウンジャーナル